山梨県での無農薬栽培、2024年稲刈りをしました
10月の3連休最後の日、10/14(月)に稲刈りをしました。山梨県富士川町にある平林地区で、タンニン鉄を利用して育ったササニシキが実りました。タンニン鉄を利用しているのは今年で2年目です。
タンニン鉄を田んぼにいきわたらせるため、田植えの後、水を田んぼに流し込む際、葛と鉄片を水の取り込み口に仕掛けます。タンニン鉄は、草の種の芽吹きを抑えて、稲の光合成を助けてくれます。遅れて出てくる草よりも、タンニン鉄に助けられて、先に稲を育て、日影を作るのです。
今年の田んぼには稗が混じって生えていたのですが、他の田んぼと比べると少なめです。稗はコメの成長を邪魔してしまいます。多少収穫の米に混じっても、脱穀の際には、飛んでいくようですし、食べても問題ないので、気にすることはありません。
今回稲刈りは、総勢9名でにぎやかでした。1枚の田んぼははざがけのため、保坂さんが刈り終わっていましたが、もう1枚の田んぼをみんなで稲刈りをしました。
稲刈りスタートから、はざがけが終わるまでおよそ2時間。稲刈り、稲穂束ね、はざがけ棚づくり、竿がけまで分業、交代しながら楽しみました。
天日干しをした米は、干しながらもすこしずつ実を太らし、日に当たることでビタミンDが出てきて、味もおいしくなったり、といいこと尽くし。
一般の流通米は、JAの規格で乾燥機を使って15%の水分量にします。でも、刈り採ったお米は、自主流通するので天日干しで十分です。
来年も、無農薬の稲作をしますのでよろしくお願いします!